オランダで国際離婚?!

オランダ移住・生活・文化

先日、オランダの国際結婚について記事を書きました。
今日は国際離婚について記述したいと思います。

ただでさえ、ストレスフルな離婚..
その舞台が、アウェイの海外になったら..
考えただけで、気が滅入ってしましそうですが..

実際に、日本で離婚するよりもメリットもあります。

それは、オランダが、
世界で最も平等な国だということと
離婚文化に、法律が追い付いているということです。

逆を返せば、
日本の法律は、
男尊女卑に傾いているし
養育費を払われなくなり
自殺する痛々しい母子のニュースを目にします。
ひどいですよね;;

結婚は添い遂げるためのもの..
離婚する人のために出来ていないのが
日本の法律かもしれません。
もはや離婚率50%の日本は
海外を見習って変化しなければなりませんね..
しかし、裁判官や弁護士が男性社会のままで
フェアに法律を変えるのは難しいかもしれません。
残念ながら…ここからです。

オランダでは、そのような事態を
社会や国が放置しません。
オランダの税金は、
社会的弱者を守るためにも多く使われていまし
養育費は、国が強制的にロックします。

そして、日本とオランダ
知っていてほしい
離婚裁判での大きな違いがあります。

慰謝料は、
財産を綺麗に折半して
持っている方が、相手に支払う必要があります。
例え浮気をされても、
収入のある方が、
半分支払わなければなりません。

*これだから社会的に、良い職業についている女性は
結婚を選ばずに、事実婚を選ぶ現実があります。

そしてもう一つ重要な日蘭の違いは
オランダの離婚裁判は、
主に、子供の権利のための裁判だということです。
子供を中心にし、
その子供が成人するまで
どんな親も、
親としての責務を全うしなければなりません。

子供は週の半分ずつ、
もしくは月の半分ずつ
それぞれの両親の家を、
行ったり来たりして過ごします。
裁判で定められた近距離に、別れた両親が家を持ち
子供が行き来できることが条件になります。

もしくは、子供の家を定め、
両親が、変わるがわるにその家で
子供と過ごすスタイルもあります。

ここで、日本人女性が注意しなければならないのは
子供が成人するまでは
オランダを出てはならないという点です。

オランダ人の旦那様がいるから
オランダに来たのに、
離婚することになり
一人ぼっちで
週に数日くる子供を育てるために
オランダで生活をすることは
人によってはとても辛い現実かもしれません…





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